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生産者 安藤憲三さん

機械メーカーでエンジニアとして長く活躍したのち「日本の農業をなんとかしたい」という思いから、農業に転向した異色の経歴を持つ。

広島県の山あいで着々と進む「進化系有機農業」で作られた肉厚ケール

瀬戸内に面した海岸線から内陸に向けて約一時間も走れば、そこは中国山地のふところ。山あいから雲が湧き出る涼やかな地域に広がる広大な農場では、新たな方法に挑戦し続ける有機農法で極上のケールが育てられていました。今回は「青汁三昧」に使われているケールの契約農場のひとつ、広島県・世羅郡をご紹介します。

粘土質の赤土だから栄養分を逃がさない

広大な農場で有機栽培されたケールたち。畑では収穫作業が行われていました。

この地方の土壌は明るい茶色をした粘土質。ねっとりと粘度が高く、しかも土の粒がぎっしりと詰まっているため、スコップですくい上げると、ずっしりとした重みを感じます。
「なにしろこの土だからね。水はけと肥料持ちのバランスが肝心なんです」
安藤さんによると、粘土質の土は抜群に肥料の持ちが良いが、水はけが悪いため根腐れしやすいのが特徴。ですから、肥料持ちの良さはそのままに、いかに水はけを良くするかが土作りの大きなポイントになるのだとか。

この土をしっかり耕して柔らかくほぐしてあげると、理想的な土に生まれ変わります。

では実際にどんな対策を取るのでしょうか?そのためには、まず畑をしっかりと耕して、土を柔らかくほぐしておくこと。そして苗を植える「うね」の部分を高く盛り上げておくことです。こうすると水がよく抜けるようになり、肥料をしっかり効かせながら根腐れを避けることができるのだそうです。
また、この地域は土地の起伏が大きいため、畑によって日照時間が違うのは当たり前。当然、土壌の温度や水分量なども変わってきます。そうした畑ごとの環境の違いに合わせて、土の手入れや肥料の分量、給水量などをきめ細かに調整していきます。
「同じ畑でも、うねによってケールの育ち方が違ったりする。本当に微妙なんですよ」

広大な農場を徹底管理。土作りから始める有機農法

通常のものよりもひとまわり大きく、しかも肉厚なケールに成長します。

農場全体の面積は、おおよそ東京ドーム25個分。この広大な敷地一帯が有機JASの認証を取得しており、すべての畑で有機農業が行われています。
有機JASの認証は、そう簡単に得られるものではありません。農薬はもちろん使用禁止ですし、土壌汚染の可能性のあるものは使うことができません。周囲の農場で使用した農薬の影響を受けないよう、厳重な対策をとることも義務付けられています。肥料には堆肥が用いられます。
「じっくり効く牛糞をベースに、速効性のある鶏糞を2〜3%混ぜます。それを数ヶ月かけて発酵させて使います」
途中で水分調整や攪拌を行いながら、時間をかけて発酵させていくことで、理想的な堆肥が完成します。この堆肥を加えることで、理想的な土壌ができあがっていくのです。

今までにないアプローチで「進化する農業」を実践

畑のすぐそばにある加工場で、収穫してすぐに洗浄・熱処理・細断・乾燥までの加工が行われます。

この農場ではより高品質な作物を目指して、さまざまな農法が試験的に行われています。ですが、その詳細は企業秘密。ただ「これはアイデア以前の段階だけれど」と前置きしたうえで教えてくれたのは、電気工学を農業に応用できないか、考えている…ということでした。野菜づくりに電気工学?なにかしっくり来ない感じがします。
「もともと私はエンジニアでしたから。農業の常識にとらわれない発想が出てくるんですよ」
自然そのものの有機農法をベースにしながら、常に新しいアイデアと技術で農業の未来を切り拓いていく。
そんな活力にあふれた「進化系有機農業」が、広島の山あいで着実な歩みを続けていました。

広島県世羅町とは?
海抜約500mの標高と、寒暖差が元気で良質なケールのふるさと

広島県世羅町

瀬戸内式の温暖な気候で知られる山陽地方ですが、その大部分は1000m級の中国山地の山すそ。標高の高い内陸部は起伏に富んだ地形で、朝晩の大きな寒暖差が特徴です。

この環境が野菜作りにはぴったり。旨味や甘み、栄養分がギュッと詰まった作物を育てることができるのです。

安藤さんが「進化系有機農業」で作る、肉厚のケールが使われている青汁三昧。作り手のこだわりがつまった野菜の青汁を、ぜひお試しください。

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